2025年大阪・関西万博アップデイト・ウェビナー

ウェビナー “How to make the Osaka-Kansai Expo” の1シーンより。(All the photos in the webinar scene are copyrighted by the Japan Association for the 2025 World Exposition.)

吉村佐知子氏(2025年日本国際博覧会協会 広報・プロモーション局上席審議役 兼 海外コミュニケーション部長)

 2025年大阪・関西万博についてのアップデイト・ウェビナーが1月18日、シカゴ日米協会の主催で行われ、2025年日本国際博覧会協会 広報・プロモーション局上席審議役 兼 海外コミュニケーション部長の吉村佐知子氏がオンラインで同万博の最新情報を語った。

 同万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして掲げており、「未来社会の実験場」であることをコンセプトにしている。同万博には世界の英知と最新技術が、グローバル規模の問題解決を助けるために新しいアイディアを創出し世界と分かち合うために集められる。アップデイトの概要は、下記の通り。

経済効果

・2025年大阪・関西万博は2兆8,818億円の経済効果をもたらすと見積もられている。(Estimation by the Asia Pacific Research Institute - Osaka)

・開催期間中の入場者数予想は2,820万人で、そのうちの350万人は海外からの来場者と見積もられている。

・同万博に関する国際会議やビジネス会議は、関西全地区の会場施設が万博会場として使用される。

万博会場と周辺情報

◆会場:夢洲(大阪市の人工の島)

◆開催期間:2025年4月13日より10月13日までの184日間

◆夢洲は、日本の古都である京都や奈良から50 km以内に位置する。また、大阪・関西地区には数多くのグルメ志向レストランや娯楽場、観光スポットがある。

◆夢洲へのアクセス:大阪国際空港、神戸空港、関西国際空港、新幹線新大阪駅を利用できる。

◆夢洲への乗り入れ:此花大橋、夢舞大橋、夢咲トンネル夢洲駅(仮称)がある。

万博会場のレイアウト

◆大屋根(リング):世界最大の木造リング建築物の一つで、外周は約2000メートル。

・円周:2 km

・内径:615 m

・高さ:12 m(外側の高さは20 m)

・幅:30 m

・建物内部:60,000平方メートル

◆万博会場のデザイン

・万博独自の基本原理、機能性、特別な経験の3つの要素をリンクさせ、世界の人々と分かち合う。

・デザインは、集中排除と分散のコンセプトを通じた多様性と、多様性における結束により触発されたもので、コネクションというアイディアの統合をデザインに織り込んでいる。

・大屋根(リング)は万博会場のメイン通りで、来場者に日陰を提供すると共に、総てのパビリオンを繋いでいる。

・設計者は藤本壮介氏 

テーマとコンセプト

・テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン

・サブテーマ:命を助け、命に力を与え、命を繋げる

・コンセプト:未来社会の実験場

2025年Expoで達成するものは:

 国連で設定されている維持可能な開発の2030年ゴールの達成であり、2025年万博がその母体となること。 

参加国

 ウェビナー時点で確認を得ている参加国は160ヵ国/地域と9つの国際機関。 

海外参加国のパビリオン

 パビリオンのデザインができている国々は、ドイツ、スイス、ベルギー、ルクセンブルグ、オーストリア、イタリア、カナダ、中国、オーストラリア、オランダ、オマーン、チェコ、サウジアラビア。

各国の写真はhttps://www.expo2025.or.jp/official-participants-index/で。

◆米国の詳細は近々発表予定。 

日本のパビリオン

 2025年万博では、日本、大阪、関西が各々のパビリオンを建設する。

 写真はこちらhttps://www.expo2025.or.jp/domestic-pv-index/で。

民間企業・組織のパビリオン

 万博会場には13の民間企業や組織がパビリオンを建設する。名前は:大阪外食産業協会、飯田グループホールディングス、日本ガス協会、玉山デジタルテック、日本電信電話株式会社、電気事業連合会、住友 EXPO2025 推進委員会、Mitsubishi General Committee for Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan、パナソニック ホールディングス、ゼリ・ジャパン、バンダイナムコホールディングス、パソナグループ、吉本興業ホールディングス。

 写真はこちらhttps://www.expo2025.or.jp/domestic-pv-index/で。 

テーマに沿ったプロジェクト「シグネチャー・プロジェクト」

 シグネチャー・プロジェクトは、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を達成するためにアイディアを深めるためのパビリオンとイベントから成る。このために8人のエキスパートが各々の眺望を語る。

未来社会ショーケース・プロジェクト

 未来社会ショーケース・プロジェクトは2つの層としてディスカッションが行われている。一つは次世代テクノロジーと2025年を越える未来のソーシャル・システムの紹介、もう一つは2025年大阪・関西万博にピッタリと合う進化したテクノロジーの実施。 

◆スマート・モビリティExpo

・万博会場内外で運営される100台のEVバス。これらのバスの運営のためのエネルギー・マネージメント・システムを見ることができる。

・35台の小型EVバスが数分おきに終日万博会場で運営される。

・空飛ぶ車が運営される。

◆デジタルExpo:自動翻訳機が導入し言葉の壁をなくす他、多くのデジタル機器が導入される。

◆ヴァーチャルExpo

◆アートExpo:静寂の森、ウォーターショー、パブリックアート、パレードやストリート・パフォーマンスなどが行われる。

◆グリーンExpo:二酸化炭素の排出と吸収をゼロにするカーボンニュートラルや循環経済により2025年Expoを運営し、廃棄物ゼロを目指す。

◆未来社会Expo:多民族の参加による様々なアイディアと企業の協力により、未来社会のヴィジョンを創出する。

テーマ・ウィーク・プロジェクト

 多様な分野の人々が会場またはオンラインで集まり、主要なグローバル問題を討論する。テーマ・ウィークはビジネス・マッチングにも良い機会となる。

◆テーマとスケジュール

・4月24日-5月6日:未来への共同文化創作

・5月15-26日:未来のコミュニティとモビリティ

・6月5日-16日:必要不可欠な衣食住

・6月20日-7月1日:健康と幸福

・7月17日-28日:勉強と遊び

・8月1日-12日:平和、人の安全と威厳

・9月17日-28日:地球の未来と生物の多種多様性

・10月2日-12日:維持可能な開発ゴールと、それを越える命のための未来社会

●2025年万博のウェブサイトはhttps://www.expo2025.or.jp/

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