Kyodo News

11月6日

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米乱射容疑者、銃携帯許可持たず
テキサス州知事が明かす

• 【サンアントニオ共同】米南部テキサス州の教会で起きた銃乱射事件で、死亡したデビン・ケリー容疑者(26)が、銃を携帯する許可を同州当局に申請したが、認められていなかったことが分かった。同州のアボット知事が6日、CNNテレビに明らかにした。申請や不許可となった時期は不明。
• 知事は、許可がないまま事件で使用された銃を入手できた経緯についてはまだ未解明だとした。
• 容疑者は今夏、警備会社を解雇されていたことも判明した。
• 知事は、ケリー容疑者について「メンタルヘルス(精神衛生)の問題を抱え、精神的に不安定だった」と述べた。


米乱射事件、動機解明急ぐ
大統領、組織的背景を否定

• 【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州の教会で5日起きた銃乱射事件で、捜査当局は死亡したデビン・ケリー容疑者(26)のソーシャルメディアへの書き込みを調べるなど事件の動機解明を続けた。米メディアによると、同容疑者は米空軍で勤務していたが、妻子に暴行したとして軍法会議にかけられ、2014年に懲戒除隊処分になった。階級も降格されていた。銃の扱いに慣れていたとみられる。
• 日本滞在中のトランプ大統領は6日、事件について「メンタルヘルス(精神衛生)の問題だ」と述べ、組織的な背景はないとの考えを示した。
事件の現場となった教会を調べる捜査官ら=5日、米テキサス州(Jay Janner/Austin American―Statesman提供・AP=共同)


顧客1万5千人がVW提訴
不正巡り460億円請求

• 【ボン共同】DPA通信は6日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題で、対象車を所有する顧客約1万5千人がVWに計約3億5千万ユーロ(約460億円)の損害賠償を求めて北部ブラウンシュワイクの裁判所に提訴したと報じた。
• VWは米国で対象車の買い取りも含めた補償に応じる一方、欧州ではリコール(無料の回収・修理)を実施するだけで買い取りには応じていない。DPAによると顧客はVWに対し、車を購入当時の価格で買い取るよう求めている。
• 排ガス規制逃れ問題による全世界の対象車約1100万台のうち欧州分は約850万台と大半を占めている。


米商務長官、不適切行為一切ない
「パラダイス文書」を受け

• 【ロンドン共同】タックスヘイブン(租税回避地)に関する新資料「パラダイス文書」で、ロシアのプーチン大統領側近らが実質オーナーの石油化学大手シブールと、自身と関係が深い海運会社の巨額取引が指摘されたロス米商務長官は、6日放映の英BBC放送のインタビューで「不適切な行為は一切ない」と述べた。
• ロス氏は、両社の関係は輸送業務の請負だけで、自身は契約交渉には関与していないと強調。シブールは現在も過去も米政府の制裁対象ではないとした上で「悪いことは何もない」と指摘した。
• パラダイス文書については「話をねじ曲げ、ありもしないことをでっち上げている」と批判した。


ロシア資金、FBへ流入か 米世論に影響力狙いも
回避地のファンド通じ

• 米会員制交流サイト(SNS)大手フェイスブック(FB)、ツイッター両社にロシアのプーチン政権からタックスヘイブン(租税回避地)のファンド経由で多額の資金が流入していた疑いが6日、浮上した。FBには少なくとも約2億ドル(229億円)流入した可能性がある。プーチン政権に近いロシア人投資家が関わっていた。
• 米大統領選干渉疑惑では、ロシアのSNSを通じた世論操作が指摘されており、FBなどへの影響力行使を狙った投資との見方も出ている。
• 租税回避地関連資料「パラダイス文書」に基づく国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の取材で判明した。


スペインは「非民主的」
保釈のカタルーニャ前首相

• 【ブリュッセル共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、ベルギー司法当局に5日、拘束された後、保釈が認められたプチデモン前州首相は、ツイッターで6日、独立派を拘束し、「反逆」容疑で自身の身柄引き渡しを求めるスペイン当局を「民主主義の規範からかけ離れている」と非難した。
• プチデモン氏は保証金なしで保釈されたことも明らかにした。同氏をスペインに送還しにくい雰囲気をつくりつつ、12月の州議会選への運動などをベルギーで本格化する構えだ。
• 欧州メディアは6日、同氏と、同時に拘束、保釈された前州閣僚4人が17日にブリュッセルの裁判所で聴取を受けると報じた。

スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン前首相=10月31日、ブリュッセル(AP=共同

 

米教会で銃乱射、26人犠牲
南部テキサス、日曜礼拝中

• 【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州サザーランドスプリングズにある日曜礼拝中の教会で5日午前(日本時間6日未明)、男が銃を乱射し、アボット州知事は26人が死亡したと発表した。子供や妊婦が含まれる。地元メディアによると、少なくとも20人が負傷した。死傷者は5歳から72歳で、容疑者は白人の26歳。日本滞在中のトランプ大統領は6日「邪悪な行為だ」と非難した。
• ニューヨーク・タイムズ紙によると、男はデビン・ケリー容疑者。CNNテレビは米空軍での勤務歴があると伝えた。黒ずくめの服装で教会に入って銃を乱射し、車で逃走。その後、死亡した。
銃乱射事件があった米テキサス州の教会=5日、サザーランドスプリングズ(KSAT・AP=共同)


ベネズエラ企業とも取引
ロス米商務長官関連の海運会社

• ロス米商務長官と関係が深い海運会社ナビゲーター・ホールディングスが、米国による経済制裁対象であるベネズエラの国営石油企業PDVSAと取引をしていることが6日、分かった。ナビ社は既に、プーチン・ロシア大統領の娘婿らが役員を務める石油化学大手とも取引をしていることが判明している。
• 制裁はPDVSAとの社債取引禁止などで、こうした事業は、形の上では制裁違反でないものの、制裁対象の企業から米閣僚の側が利益を得る構図となる。制裁目的に反するとの批判は必至だ。ロス氏は厳しい立場に追い込まれそうだ。


ロス米商務長官に新ロシア疑惑
調査報道連合が資料入手

• ロス米商務長官と関係の深い海運会社と、プーチン・ロシア大統領の娘婿や側近2人が実質オーナーの石油化学大手が取引をしていることが5日、分かった。側近1人は米政府の経済制裁対象。取引額は2014年からの3年間で約6800万ドル(約78億円)に上り、米国の国益と利害対立する「利益相反」の可能性が指摘される。ロシア政府による米大統領選干渉疑惑の捜査が進む中、新たなロシア疑惑はトランプ政権に大きな打撃を与えそうだ。
• トランプ政権閣僚とプーチン政権に直結する人物とのビジネスが明らかになるのは初めて。国際調査報道ジャーナリスト連合が入手した資料に基づく取材で判明した。

ロス米商務長官(UPI=共同)


米大統領歴訪で北朝鮮紙が非難
「戦争始める危険な事態」

• 【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は6日の論評で、トランプ米大統領のアジア歴訪に合わせ米軍の原子力空母3隻が参加する訓練が行われると指摘し、「米国が朝鮮半島で戦争の火ぶたを切ろうとしていることを示唆する極めて危険な事態だ」と非難した。
• 論評は、トランプ氏が歴訪に先立ち、北朝鮮に対し「全ての準備ができている」と述べ、軍事的選択肢を排除しない姿勢を示したことに言及。「わが軍隊は核の宝剣で米国の戦争策動を懲罰する万端の態勢を整えている。わが国をどうにかしようとすれば、絶対に許さない」とけん制した。


フリン前補佐官訴追へ十分な証拠
ロシア疑惑で米特別検察官

• 【ワシントン共同】米NBCテレビは5日、ロシア政府による昨年の米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官のチームが、フリン前大統領補佐官の訴追に十分な証拠を得たと報じた。複数の捜査関係者の話としている。
• 疑惑を巡っては先月、トランプ陣営のマナフォート元選対本部長ら選対関係者3人が訴追された。フリン氏が訴追されれば、トランプ政権元高官で初となる。
• フリン氏は今年2月、1月の政権発足前に駐米ロシア大使と対ロ制裁解除を協議したことを巡りペンス副大統領に虚偽の報告をし、辞任に追い込まれた。

フリン前米大統領補佐官(ロイター=共同)


過去70年で最低支持率
トランプ氏、米紙調査

• 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは5日、トランプ大統領の支持率が、就任から同時期の過去約70年の歴代大統領で最低の37%だとする世論調査結果を発表した。不支持率は59%だった。
• 35%が業績を高く評価すると答えたが、65%は否定的な見解を示した。前政権が導入した医療保険制度(オバマケア)の見直しなど重要公約が軒並み停滞していることが主因。北朝鮮対応で、51%が「全く信用できない」とした。
• 無党派層の支持低下が著しく、経済、人種問題、オバマケアを巡りトランプ政権の業績を評価するとの回答は無党派層では政権発足時の1月より20ポイント以上も低下した。

夕食会を終え、報道陣に手を振るトランプ米大統領=5日夜、東京・銀座

マドンナさんも回避地に金融投資
セレブら多数、パラダイス文書で

• タックスヘイブン(租税回避地)が絡む投資などの経済活動に米人気歌手マドンナさんら多くの著名人が関わっていたことが、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手した内部資料「パラダイス文書」で6日、分かった。金融商品への投資や豪華ヨット保有などさまざまだが、セレブも租税回避地を広く利用している実態がうかがえる。
• ICIJによると、マドンナさんはバミューダの医薬品関連会社の株を保有。ロックバンドU2のボーカルで貧困撲滅やアフリカ救済に取り組む社会活動家としても知られるボノさんは、マルタにある企業の株を持っていた。

マドンナさん(UPI=共同)、ボノさん(ゲッティ=共同)

日米、北朝鮮へ圧力最大限
トランプ氏、武器購入など要求

• 安倍晋三首相は6日、トランプ米大統領と東京の迎賓館で会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に政策を変えさせるため、圧力を最大限に高める方針を確認した。トランプ氏は共同記者会見で日米間の貿易不均衡是正を要求。米国製武器の購入拡大も求めた。両首脳は会談で、東・南シナ海など海洋進出を強める中国をにらみ、首相が新たに掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現へ協力強化で一致した。
• 首相は記者会見で、北朝鮮情勢に関し「同盟の揺るぎない絆を示すことができた。日米が100パーセント共にあると力強く確認した」と強調。トランプ氏は、同盟がかつてなく緊密化したと応じた。
トランプ米大統領(左)との会談を終え、共同記者会見する安倍首相=6日午後、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影)


首相、金色の飾り布を贈呈
トランプ氏に

• 安倍晋三首相は6日の日米首脳会談に合わせ、トランプ米大統領にテーブルの中央に敷く飾り布「テーブルランナー」をプレゼントした。金色を好むトランプ氏の趣向に合わせ金色の製品を選んだ。メラニア夫人にはスズでできたブレスレット、長女のイバンカ大統領補佐官には化粧筆セットをそれぞれ贈った。
• 外務省によると、いずれも日本の伝統技術を生かしたもので、テーブルランナーは京都市の「竜村美術織物」の製品。ブレスレットは富山県高岡市、化粧筆は広島県熊野町で製造された。


日米首脳、2日連続和牛ステーキ
6日夜の夕食会

• 安倍晋三首相夫妻は6日夜、東京・元赤坂の迎賓館でトランプ米大統領夫妻や日米両国の閣僚らを招いた夕食会を開き、和牛ステーキや伊勢エビなどを振る舞った。肉好きの両首脳は5日夜も和牛ステーキを食べるなど、一緒に食事をした計4回とも肉料理が献立に入った。
• 日本政府関係者によると、6日夜の夕食会の献立は前菜、伊勢エビのサラダ、佐賀牛のステーキ、五目ご飯、デザート。同日昼のワーキングランチの献立はサラダ、大山鶏の照り焼き、バニラアイスクリームだった。


日産、7日から生産再開
教育でも不正、是正が条件

• 日産自動車は6日、新車の無資格検査問題を受け停止していた国内向けの生産と出荷を、7日から順次再開すると発表した。再開が決まったのは完成車を組み立てる全6工場のうち、グループのオートワークス京都(京都府宇治市)を除く5工場。また第三者調査では、正規検査員を認定するテストで解答を見せ受験させるなど教育面の不正が新たに分かり、国土交通省はこれらの問題是正を再開の条件とした。
• 国交省の検査で不正が発覚してから約1カ月半ぶりに事態が正常化へ向かうが、ずさんな品質管理体制が改めて浮き彫りになった。
無資格検査があった日産自動車の国内工場


ANA、米民泊大手と提携
日本人の国内旅行喚起へ

• ANAグループの全日本空輸とピーチ・アビエーションは6日、米民泊大手エアビーアンドビーと提携し、民泊を利用した顧客にマイルを贈るなどして旅行需要の喚起に取り組むと発表した。主に日本人を対象に、国内民泊を利用した旅行を勧める。
• 全日空とエアビーの連携では、特設サイトを経由してエアビーの施設を予約して宿泊したANAマイレージ会員に対し、宿泊代金に応じたマイルを贈るなどの特典を用意。特設サイトは6日に開設し、京町屋などユニークな宿を紹介している。
• ピーチはエアビーと組み、個人が提案した旅行プランを予約できるサイトを6日に開設した。


拉致家族会「一刻も早く行動を」
トランプ大統領、協力約束

• 北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(81)ら家族会メンバーは6日午後、トランプ米大統領と面会した。トランプ氏は問題解決に向け、日本政府との連携を強調。早紀江さんは面会後「熱心に話を聞いてくれた。(両政府は)一刻も早く行動に移してほしい」と話した。
• 面会は被害者家族17人が参加。全員がトランプ氏と握手を交わした。
• 母ミヨシさん=同(46)=と拉致され、02年に帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(58)は「帰国できて良かったですねと優しく声を掛けてくれて、ありがたかった」と振り返った。被害者本人が米大統領と会うのは初めて。
横田早紀江さん(前列中央)ら北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーと面会したトランプ米大統領(同左端)=6日午後、東京・元赤坂の迎賓館(ロイター=共同)

米大統領「日本は閉鎖的」
自動車市場の開放促す

• 来日中のトランプ米大統領は6日午前、東京都内の駐日米大使公邸で開かれた日米財界人との会合であいさつし「日本市場は公平でなく、開かれていない」と述べ、日本は自動車などの市場を一層開放する必要があるとの認識を表明した。「米国は長年にわたって日本に対する巨額の貿易赤字に苦しんできた」と不均衡を問題視し、日本との自由貿易協定(FTA)も視野に解決策を探りたいとの意向を示した。
• トランプ氏は来日を機に日本市場の閉鎖性を改めて指摘し、対日貿易赤字の削減に強い意欲を表明した。

日米財界人との会合であいさつするトランプ米大統領=6日、東京都港区の駐日米大使公邸(ロイター=共同)


両陛下、米大統領と懇談
初めて面会、皇居・御所

• 天皇、皇后両陛下は6日午前、来日中のトランプ米大統領とメラニア夫人を、住まいの皇居・御所に招き、懇談した。両陛下とトランプ氏が面会するのは初めて。懇談は約30分間の予定で、車寄せに到着した際には、両陛下が出迎え、互いににこやかな表情で握手をし、あいさつを交わした。
• 5日に来日したトランプ氏は公式実務訪問賓客のため、国賓の場合に開かれる両陛下主催の宮中晩さん会はない。7日に日本を離れ、次の訪問先の韓国に向かう。
• 2009年11月に初めて来日したオバマ米大統領(当時)は、天皇、皇后両陛下と御所で、昼食を共にしながら懇談した。
トランプ米大統領夫妻を出迎える天皇、皇后両陛下=6日午前、皇居・御所(代表撮影)


日米首脳夫妻が夕食会
高級鉄板料理でもてなし

• 安倍晋三首相夫妻は5日夜、東京・銀座の高級鉄板料理店にトランプ米大統領夫妻を招いて夕食会を開き、伊勢エビや和牛ステーキでもてなした。双方は6日の首脳会談を前に、個室でリラックスした雰囲気で食事を共にしながら交流。トランプ氏は、食事前の記念撮影の際に「北朝鮮や貿易など、さまざまな課題について有意義な議論の最中だ。うまくいっている」と記者団に述べた。
• 首相夫妻は5日夜、トランプ氏らが宿泊する東京・内幸町のホテルまで迎えに行った後、大統領専用車に相乗りして4人一緒に店に向かった。トランプ氏は日本到着後、首相らとのゴルフを終えると、宿泊先に移った。

夕食会を前に笑顔の(右から)安倍首相、トランプ米大統領、メラニア夫人、昭恵夫人=5日夜、東京・銀座(代表撮影)

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