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暴力犯罪撲滅助成金で窮地に
クイン州知事

 パット・クイン州知事が2010年に実施した貧困地の犯罪撲滅プログラムで苦境に立っている。2010年の本選挙寸前にシカゴ市南部の暴力多発地域を救済するために5,500万ドルの助成金を出したが、今年2月のウィリアム・ホーランド監査長官の調査で、助成金の誤運用が指摘された。共和党州知事候補と接戦だった本選挙前に、民主党支持が多い地域に助成金を出すことによって票の取り込みを狙ったのではないかとの疑惑が浮上している。
長官の報告では、プログラムは急いで実施され、犯罪多発地域の問題に対処するよりも、助成金の分配をシカゴ市議とコミュニティ・リーダーの推薦に任せており、犯罪撲滅のために的確に分配されていないと指摘している。
イリノイ州議会監査分科会のチェア、ジェイソン・バリックマン州上院議員(共和党)が召喚力を強めて調査を深めようと圧力をかけ、10対1で承認された。既にスプリング・フィールドの連邦検察が調査を始めており、クック・カウンティ検察も召喚状を発行している。
クイン州知事は政治的な思惑だとこれを批判しているが、共和党にとっては恰好のトピックとなっており、収まる気配はなさそうだ。
一方、クイン州知事は所得税5%の恒久化が必須だと説得に当たっている。共和党は約束通り3.75%に戻すべきだと反対している。しかし、州知事指名候補のローナー氏は減税後の減収にともなう具体策はまだ出していない。
クイン州知事は、所得税を元に戻せば教育や数々のプログラムの予算が大幅に削減されると警告し、共和党候補の中味のない言葉に惑わされてはならないと訴えている。一方、共和党議員らは減税の約束は履行できると主張している。


運転手が何度も交通違反
エマニュエル市長

 ラーム・エマニュエル・シカゴ市長は5月7日、ABCテレビが報道した市長の運転手の交通違反について、「誰も法を破ることはできない。その様なことを見聞きすればすぐにスピードを落とせと指示する」と述べた。
ABCテレビによると、市長を乗せる2台のSUV車が信号無視やスピード違反をする様子をシカゴ市のカメラが二十数回も捉えているという。
エマニュエル市長は、緊急以外で違反は許されない。数多くの違反チケットを切られているのであれば、ブーツでロックされるのも当たり前だと述べ、交通法規を順守させると繰り返した。


ComEdが値上げ
6月1日から

 ComEdが6月1日から値上げすることになった。ComEdは送電料金としてキロワット時当たり5.5セントを請求しているが、6月から7.5セントになる。この中には電気会社の供給をおさえておく料金と送電料が含まれている。7.5セントの新料金は先月に実施された電気購入のオークション後に新設された。
この他にComEdは3ドルの送電料の上乗せを求めている。イリノイ商業委員会が承認すれば2015年1月から実施となる。
シカゴ市のComEd利用者は、市のアレンジメントにより電気会社をIntegrysに変更し、幾分電気代が下がった。しかし、現在は殆どComEdとの差は無くなっている。電力会社は自由に選べるが、送電設備はComEdが所有しており、いずれにしても送電料はComEdに支払わなければならない。IntegrysやComEdよりも安い電気会社もあるが、スイッチ費用などをよく見て判断する必要がある。
電気会社の電気代はhttp://www.pluginillinois.orgで比較できる

ダグのホットドッグ
10月に閉店

 シカゴ名物の一つとなっているソーセージ専門店/ホットドッグの店“Hot Doug’s”がこの秋の10月4日で閉店することになった。
ホット・ダグズはシカゴ市北部のロスコーとカリフォルニアの角にあり、10年前の開店から長い行列で知られることになった。普通のホットドッグもあるが、「今日のスペシャルメニュー」を見ると、片っ端からトライしてみたくなる。ソーセージにはフォアグラやビール漬けのブラッドワーストなどグルメメニューもある。値段は高いものでも10ドル。
オーナーはケンダル・カレッジ卒業のダグ・ソーンさんで、次々にアイディアメニューを生み出している。しかし、毎年念頭には「今年も続けるべきか」と自問し、今こそ違うことをすべきだと閉店を決めたという。
ウェブサイトhttp://www.hotdougs.comにメニューが載っている。


郊外にも広がるギャング
5月初めに22人を逮捕

 FBIは先週、シカゴ地区で22人の男を逮捕したと発表した。これは全米で行われているストリート・ギャンク撲滅作戦の一環。今年の3月から4月にかけて、全米の179都市で600人が逮捕された。600人は145のギャンググループに属しているという。
シカゴ地区で逮捕された22人は5つのギャンググループに属しており、シカゴ市内だけでなくオーロラ、デスプレインツ、エルジン、ホフマン・エステイツ、マウント・プロスペクト、パラタインなど郊外にも広がっている。半数の11人は加重暴力、窃盗、麻薬の運び屋などで前科があるという。


戦地での友情が蘇る
行動を共にした爆弾検知犬と

 爆弾探知犬として訓練を受けた犬と一緒に行動していたジェイソン・ボスさん(33)が、2年ぶりに犬に再開するという微笑ましい出来事があった。
ボスさんはシラという爆弾探知犬と共にイラクで爆弾検知に当たり、少しずつ絆を強めていった。しかし、ボスさんはケガのために2012年に除隊し、故郷のグランドラピッツ(MI)に戻った。当時シラは5歳で、まだ軍の仕事を続けることになっていた。
シラの事が気になっていたボスさんはフェイスブックでシラが退役することを知り、引き取りたいと申し出た。
書類を提出し、支援団体に協力を求め、シラをドイツからオヘアに運ぶ段取りを着けた。シラは4月30日にオヘアに到着し、迎えに来ていたボスさんの腕に飛び込んだという。
ボスさんはシラを車に乗せてグランドラピッツに戻った。ボスさんは現在、大学でビジネス学科の勉強中だという

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